
厚い矢倉を 怯んでおれぬ
揃えた持ち駒 よすがに
へぼゆえの 無理気味な
寝技端攻め 歩頭桂(ふとうけい)
あついやくらを ひるんておれぬ
そろえたもちこま よすかに
へほゆえの むりきみな
ねわさはしせめ ふとうけい
矢倉崩し
矢倉は相居飛車の四大戦法の一つ。重厚な押し引きをともなうことから、「将棋の純文学」とも称される。私の棋風は軽薄そのもので、そうした定跡形はなるべく避けることにしている。
がっぷり四つからの力比べ。盤面全体で戦いが起こり、終盤は猛烈な攻め合い、寄せ合いとなる。端攻めや玉頭攻めなど、さまざまな手筋を駆使して堅陣を崩していく。(2025/08)
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